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「ダイエットをしたいけど何から始めたらいいのかわからない。」
「ダイエット効果を期待できる運動や筋トレって何?」
このように考えている方もいらっしゃるかもしれません。
太ももやお尻、ふくらはぎなど下半身には多くの筋肉がありますが、正しいやり方でトレーニングをすることで、筋肉を増やしやすくしながら脂肪燃焼効果を期待できます。
また、筋トレだけではなく有酸素運動も組み合わせると、よりダイエット効果を期待できるでしょう。
そこで今回は、ダイエット効果を期待できる筋トレメニューや有酸素運動を紹介します。
目次
筋トレと有酸素運動の合わせ技が最強な理由
筋トレと有酸素運動を行うことで以下のようなメリットがあります。
- 脂肪燃焼効果を期待できる
- 筋力と筋持久力のバランス
- 基礎代謝を上げやすくする
- モチベーション維持
脂肪燃焼効果を期待できる
筋トレにより筋肉量が増えると、基礎代謝が向上しやすくなり、より多くのエネルギーを消費します。
一方、有酸素運動は脂肪をエネルギー源として利用するため、脂肪燃焼効果を期待できるでしょう。
筋力と筋持久力のバランス
筋トレは筋力を高めるのに対し、有酸素運動は主に筋持久力を向上しやすくします。
これらを組み合わせることで、筋力と筋持久力のバランスが整い、全体的な運動パフォーマンスを上げやすくなるでしょう。
筋肉トレーニングでは、速筋繊維と呼ばれる瞬発的で爆発的なパワーを有する繊維が優位的に働きます。
有酸素運動では、遅筋繊維と呼ばれる、筋肉に酸素などを供給し、より長期的に筋肉を働かせる繊維が優位的に働きます。
筋肉は、運動に合わせてそのタイプ別の筋繊維を動員させます。
つまり、「筋肉という枠組みの中にタイプの異なる繊維が存在する」といった形になります。
そして、有酸素運動では、おもに心肺の機能向上や改善、脂肪の燃焼には効果が高いですが、 筋持久力の向上を目的とするのであれば、ある程度の負荷(おおよそ20〜30回ほど出来る負荷)をかけながら行う筋力トレーニングの方がオススメです。
基礎代謝を上げやすくする
筋トレは筋肉量を増やし、基礎代謝を上げやすくします。
一方、短期的で高強度な有酸素運動は運動後もエネルギー消費が続くエポック効果を期待できるので、体力を維持しやすくなります。
※エポック効果とは・・・ 運動を終えた後でも普段より酸素摂取量が増えていて、エネルギー産生が続く状態
モチベーション維持
筋トレと有酸素運動を組み合わせることで、運動のバリエーションが増え、飽きずに続けられます。
また、異なる種類の運動を取り入れることでモチベーションが維持され、継続しやすくなるでしょう。
おすすめの筋トレメニュー
筋トレはダイエットに欠かせません。
ダイエットを成功させるためには、基礎代謝を高めるためにも筋肉量を増やすことが必要です。
また、筋肉を鍛えることで、脂肪を燃焼しやすくします。
全身の筋肉を使い、エネルギー消費が高いトレーニングメニューが良いでしょう。
それではダイエットにおすすめな筋トレメニューをいくつか紹介します。
- スクワット
- ランジ
- プッシュアップ
齊藤 拓未さん
筋トレでは主に、大きな筋肉を鍛える事がオススメです。
下半身は体の中でもかなり大きな筋肉になりますので、筋トレを効率良く行う上ではかかせません。
下半身を中心に、組み合わせながら行いましょう。
スクワット
スクワットは基本的な筋トレで、大腿四頭筋、大腿二頭筋、臀筋などの下半身を中心に鍛えられます。
また、全身の筋力アップや体幹の安定にも役立ちます。
スクワットをする際には、背筋を伸ばして、前傾姿勢をする様に、お尻を少し引いた姿勢で行うことが重要です。
初めてスクワットをする人は、ウォーミングアップとして軽めの負荷で行い、徐々に負荷を上げていくようにしましょう。
- 足を肩幅程度に開く
- 背筋を伸ばし、お尻を少しひいた状態で、お尻から下に落とす様に膝を90度程度曲げる
- 足の裏の中心あたりから踵で、地面を蹴るように元の姿勢に戻す
ランジ
ランジは、スクワットと同様に大腿四頭筋、大腿二頭筋、臀筋、ハムストリングス、ふくらはぎなどの下半身全体を鍛えることができます。
スクワットとの違いは、片足で行うことで不安定な状態となるので、バランス感覚を向上させる効果を期待できるでしょう。
初心者の場合、無理のない範囲で繰り返し数やセット数を増やしていきましょう。
また、経験者はダンベルやケトルベルなどを使用して、負荷を上げることができます。
様々なバリエーションが存在するので、慣れてきたらサイドランジやウォーキングランジなどを取り入れてみましょう。
- 肩幅程度に足を開き、まっすぐ立つ
- 片足を大きく一歩前へ踏み出す。
その際、前足の重心は踵に置く - 前足の重心を踵に置いた状態で、お尻を下げる様に前足の膝を90度程にまで曲げ、踵で床を 蹴るように元に戻す
- 片足が終わったら、反対の足でも同様の動作を行う
プッシュアップ
プッシュアップは、上半身の主に胸筋、上腕三頭筋、三角筋前部(肩の前の筋肉)、そして背中の筋肉、腹筋などの 筋肉を使ったエクササイズです。
結果として複数の筋肉を鍛えることができるため、上半身の筋肉増強に効果を期待できるでしょう。
プッシュアップは、自分の体重を利用して行うため、ジムに行けない場合や時間がなくてもどこでも手軽にできるトレーニングです。
さらに、トレーニングの難易度を調整することができ、体力や筋力に合わせて行えるでしょう。
- 手とひざをついた姿勢で、手を肩の真下に置く
- 両手を肩幅の1.5倍ほどに広げる
- 胸を張りながら、肘を曲げ、両手のひらの中心に胸を下ろしてくる様に下げる
- 胸が床にほぼ触れるまで下ろした後、元の位置に戻す
脂肪燃焼効果を期待できる有酸素運動
効率よく脂肪を落としやすくする有酸素運動とは、どのようなものがあるのでしょうか。
それでは、1つずつみていきましょう。
- ウォーキング
- ジョギング
- サイクリング
- 水泳
- ダンスエクササイズ
- マウンテンクライマー
- バーピージャンプ
齊藤 拓未さん
短期的に、体重減少や脂肪燃焼したい方には有酸素運動は効果的です。
心肺機能のアップにも繋がりますので、体力が落ちてきたなと思う方には特にオススメです。
ウォーキング
初めてダイエットを始める人には、まず軽い有酸素運動から行うことをおすすめします。
筋肉を使ってカロリーを消費しやすくするため、脂肪燃焼効果を期待できるでしょう。
また、徐々に強度を上げながら続けることで、身体の持久力が向上しやすくなります。
ジョギング
ジョギングは、有酸素運動の一つです。
定期的に続けることで、体脂肪を減らしやすくする効果を期待できます。
目安は会話ができるくらいで、最低20分以上継続することがおすすめです。
また、場所を選ばずにできるため、ランニングコース以外にも自分の好きな場所でジョギングを楽しむことができます。
サイクリング
サイクリングは長距離を走ることで、運動不足の解消にもつながりやすくなります。
坂道を上ることで、より消費カロリーが増えやすくなるためおすすめです。
水泳
水泳は全身の筋肉を使うため、筋力や筋持久力が向上しやすくなります。
水泳は有酸素運動の中でも消費カロリーが多いとされています。
泳ぐ時間は、20分以上を目安に行いましょう。
水中ウォーキングや平泳ぎなど、ゆっくりとした動作で行いましょう。
初心者の方はスイミングスクールに通い、正しい泳ぎ方を習得することもおすすめです。
ダンスエクササイズ
ズンバやエアロビックエクササイズなどのダンスエクササイズも良いでしょう。
初心者でも楽しみながら、脂肪燃焼効果を期待できます。
齊藤 拓未さん
エアロビックエクササイズでは、音楽に合わせて全身を動かす為、全身の有酸素運動にもなり脂肪燃焼効果も高くなります。
また、ズンバでは、ウエストを動かす動作が多い為、ウエストをシェイプしたい方にもおすすめな有酸素運動です。
マウンテンクライマー
マウンテンクライマーは、腹筋、背筋、脚、肩、腕など全身を鍛えるダイナミックな筋トレです。
ダイナミックな動作が特徴なので、カロリーを消費しやすくしてくれます。
初心者の場合、無理のない範囲で繰り返し数やセット数を増やしていきましょう。
経験者は、速度を上げたり、足をクロスさせたりするなどのバリエーションを取り入れると良いでしょう。
- 両手の幅を肩幅に広げます
- 一方の膝を胸に近づけるように引き寄せる
- 引き寄せた足を元の位置に戻す
- もう片方の足についても同様に繰り返す
バーピージャンプ
バーピージャンプは、全身を使う高強度のインターバルトレーニングの一種で、脂肪燃焼効果を期待できます。
インターバルトレーニングとして実施する場合、20秒間バーピージャンプを行い、10秒間休憩を取ることを繰り返します。
バーピージャンプは、腕立て伏せやスクワット、ジャンプなど複数の動作が組み合わさったエクササイズです。
ただし、初心者や運動経験が少ない方は、無理せずできる動作から始めることをおすすめします。
- 腰幅程度に足を開き、立った状態からスタートする
- 膝を曲げ、床に両手をつき、腕立て伏せの様両足を後ろへ真っ直ぐ伸ばす
- 伸ばした足を戻し、スタートと同じ様に立ち上がると同時に膝を曲げ、上へ飛び両手のひらを タッチする
- 着地し、1〜3を繰り返す
ダイエットを成功させやすくするには?
ダイエットを成功させやすくするためには、いくつかのポイントを意識して取り組むことが大切です。
以下の3つを詳しくみていきましょう。
- 生活習慣の見直し
- 筋トレ後に有酸素運動
- HIIT
齊藤 拓未さん
ダイエットには、様々なアプローチが必要です。
その中に、筋トレや有酸素運動、食事の管理があります。
もちろん全て行える事が一番ですが、選択肢は沢山持っていた方が良いと言えるでしょう。
生活習慣の見直し
運動やトレーニングだけではダイエットできません。
食生活や普段の生活習慣を見直すことも大切です。
栄養バランスの良い食事を摂取し、カロリー摂取量を適切に管理しましょう。
また、十分な睡眠とストレスをためないことも重要です。
ダイエットは長期的な取り組みが必要なため、無理のないペースで継続して行いましょう。
筋トレ後に有酸素運動
筋トレと有酸素運動は、併用しながら行いましょう。
筋トレと有酸素運動はダイエットに欠かせませんが、どちらを先に行うのが良いかというと「筋トレ」です。
その理由は、筋トレ後は成長ホルモンが活発になりやすいため、脂肪燃焼を促しやすくしてくれるからです。
HIIT
HIITは、高強度インターバルトレーニングとも呼ばれます。
この方法は、高強度の運動を短期間行い、その後に低強度の運動や休息を挟むことを繰り返すことで、筋力向上効果を期待できます。
HIITは、ランニング、サイクリング、スイミング、ジャンプロープ、バーピージャンプなど様々な運動で実施できます。
初心者は無理のない程度の強度から始め、徐々に強度を上げていきましょう。
筋トレと有酸素運動を組み合わせよう!
今回は、ダイエット効果を期待できる筋トレメニューや有酸素運動を紹介しました。
筋トレと有酸素運動は、組み合わせることでダイエット効果を期待できます。
自分の目標に合わせて無理なく続けられる運動プランを立てましょう。
齊藤 拓未さん
ダイエットやシェイプアップは、なにより自身の強い気持ちが重要です。
トレーニングと聞くと辛い印象ばかりですが、少し汗をかくくらいの運動でも構いません。
自分が「これくらいなら出来るかな」と思えるところから始めましょう。