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ジムに行った経験が少ない方の多くは、ジムのマナーを知りません。
しかし何も知らずに行ってしまうと、知らぬ間にマナー違反をしていたり、周囲の人をイライラさせたりしてしまう可能性があります。
本記事では最低限知っておくべき基本的なマナーと、やったら嫌われる悪いマナーを紹介していきます。
目次
【初心者向け】ジムの基本的な5つのマナー
ジムは多くの人が使う場所で、暗黙のマナーがいくつか決まっています。ジム初心者で知らない方のために最低限、抑えるべき基本的なマナーを紹介します。
- 使用したマシンは必ず拭く
- マシン・フリーウエイトエリアを独占しない
- 使用後は元に戻す
- 給水器を独占しない
- 外履きもNGの場合がある
使用したマシンは必ず拭く
マシンやベンチを使用後にシートを拭かずに、そのまま立ち去る人は案外多いです。
これはジムの入会時に必ず説明されるものであり、ジム内のあらゆるところに拭く用のシートやスプレーが置いてあるものです。
面倒くさいからといって疎かにせず、次に使う人が気持ち良く使えるよう毎回拭きましょう。
マシン・フリーウエイトエリアを独占しない
マシンやフリーウエイトのベンチやパワーラックを長時間独占する人も非常に多いです。
「上級者が長時間ストイックにやっているのでは?」と思う方もいるでしょうが、ほぼ独占しているのは初心者から中級者です。
彼らの多くは真剣に打ち込んでいるわけでなく、インターバル中にスマホを触っている、周囲の友人と談笑しているなどトレーニング以外のことで独占しています。
真剣にやっている人の多くはメニューを事前に決めている場合が多く、そんな不真面目なトレーニーのせいで予定が崩れると非常にストレスを感じるもの。
マシンであれば10〜15分ほど、スクワットやベンチプレスでも最長で30分ほどで空けるようにするのが暗黙の了解です。
使用後は元に戻す
マシンやバーベルを使用後に元に戻さないという人も時々います。
これは次に使う人が元に戻すことになり、迷惑行為となります。マシン、バーベル、ダンベルそれぞれの直し方があるので注意しましょう。
- マシン:一番上の重量にピンを戻す
- バーベル:プレートを全て外す
- ダンベル:重量順に並んでいるので正しい位置に戻す
給水器を独占しない
全てのジムにあるわけではありませんが、総合ジムや24時間ジムの多くは給水器が用意されています。
ここでボトルに水を汲んだり、直接水を飲んだりできますが、後ろに使いたい人がいる時には長時間の使用は避けましょう。
数本のボトルに水を汲むという場合は、1本組んだら一旦譲るなど周囲へ配慮するのが社会人としてのマナーです。
外履きもNGの場合がある
24時間ジムでは外履きのままトレーニングできますが、総合ジムでは外履きがNGということもあります。
こういうジムでは土足厳禁という張り紙があったり、靴を脱ぐスペースがあったりしますが、スタッフの目を盗んで土足でトレーニングエリアに行く人もいます。
日頃、掃除を頑張っているスタッフに迷惑がかかるのでやめましょう。
ジム初心者ほどやりがちな5つのマナー違反
ジムは多くの人が集まる施設なので常に周囲への配慮が欠かせません。しかしながら近年はマナーの悪い客も増えており、そのせいでストレスを抱えている人が数多くいます。
以下では、特に問題になっているマナー違反を筆者の実体験も絡めて紹介します。
- インターバル中にスマホを長時間触る
- 合トレで器具を占領かつ騒がしい
- 大きな音を立てる
- 勝手にSNSに写真をアップ
- ダンベルを踏む
インターバル中にスマホを長時間触る
近年、多くのトレーニーが最もストレスを抱えているであろう問題がインターバル中のスマホいじりです。
もちろん音楽の設定やメニューを記録するために数秒だけ使用するのは良いですが、そうではなくTwitterやLINEなどSNSを開いている、最悪の場合はゲームアプリを開いている人もいるのが問題です。
空いていて人気のないマシンならまだしも、パワーラックやスミスマシンなど人気のエリアでは次に使いたいという人がいるので邪魔になっています。
特に夕方〜夜にかけての大学生がやりがちな迷惑行為で、かなり周囲をイライラさせている可能性が高いので避けましょう。
合トレで器具を占領かつ騒がしい
YouTubeで人気のかっこいいフィジーク選手がやっている合トレ(一緒にやるトレーニング)に憧れて真似する人も多いですが、これも迷惑行為になる可能性が高いです。
マシンやダンベル、バーベルを複数人で使うということは、1人でやる時の何倍もの時間がかかっていることになり、その分使いたい人が使えない時間ができてしまいます。
さらに大声で談笑するのも他に集中したい人の迷惑になるので、混んでいる時は別々でやるようにしましょう。
大きな音を立てる
スマホを触るのに次ぐトラブルの元になり得るのが、大きな音を立てるというものです。
これは周囲の人との談笑ではなく、バーベルやマシンを戻す時にガシャンとなる音、あるいは限界が来た時に出る声です。
特にデッドリフトやスクワットなど高重量の種目など仕方なく大きな音が出る種目もありますが、出来る限り音を立てないことで周囲の配慮になります。
超高重量を扱う一流のボディビルダー達も限界まで追い込んだ後でも、ゆっくりと元の位置に戻すように心がけているので真似してみましょう。
勝手にSNSに写真をアップ
特に女性に多いのが、ジムで撮った自撮りを勝手にSNSにアップするというもの。
撮影許可はあるものの他の会員が写っていたらNG、あるいは撮影許可そのものがNGのジムもあります。
撮影していいかどうか分からないという場合は事前にスタッフに確認しましょう。
ダンベルを踏む
ベンチでダンベルのメニューをやった後に多いのが、地面に置いたダンベルの上に足を置くというもの。
他の会員も使うものを足で踏むのも問題ですし、そもそもジム側が会員のために揃えてくれた器具を粗雑に扱っているのが非常に失礼です。
ジムに行きたくても近くになくて行けない人もいるので、トレーニングできていることへの感謝を忘れてはなりません。
ジム初心者が恥ずかしい思いをしない方法
ジムに行き慣れていない方で、分からないという不安がジムへ行く障壁になっている方もいるでしょう。
不安や恥ずかしさを感じないために、何をすればいいか・どう考えればいいかを紹介します。
- マッチョから見られるのは威嚇でない場合が多い
- 事前にメニューを考えて予習する
- 見学や体験でルールや使い方を学ぶ
- マシンの使い方が分からなければスタッフに聞く
- パーソナルジムに通う
マッチョから見られるのは威嚇でない場合が多い
ジムに行くと初心者は、結構マッチョからジロジロ見られることがあります。
この目線が怖いという人もいますが、彼らの多くはジムに慣れていないであろう初心者を気にかけている場合が多いです。
「今のフォームじゃ怪我するし、教えてあげようかな」「多分、知らずにタブーなことしてるな」などトレーナーやジムのスタッフ目線の人もいます。
上記で記載した迷惑行動をしない限りは威嚇されるようなことはないので気にする必要はありません。
事前にメニューを考えて予習する
トレーニングに慣れていないと、「他の人がやっているメニューを真似してやってみる」「やってみたいマシンを次々試してみる」といった初心者が多いですが、これは非効率です。
真似する対象となる人のフォームが間違えている可能性もありますし、毎回どこを鍛えるか決めずに適当にやってしまうと筋肉の付き方のバランスも悪くなります。
ジムに通う頻度を想定し「月曜日は胸と背中を鍛える、水曜は脚を鍛える」など、1週間あたりで全身をバランス良く鍛えられるようにしましょう。
さらに鍛える部位を1週間単位で分けた上で、各部位3〜4種目ずつメニューを選びます。
各部位の代表的なメニューは下記の記事で紹介しているので、事前にフォームを予習してからジムに向かいましょう。
見学や体験でルールや使い方を学ぶ
完全にジムが初めての方なら、入会前の見学や体験でジム内のルールや使い方が分からないマシンなど聞いてしまいましょう。
特に主要な器具やマシンの使い方は教えてもらえる場合が多いので、身体で覚えてしまえば次回ジムに来た時にもスムーズに鍛えられます。
マシンの使い方が分からなければスタッフに聞く
ジムに通うようになって、使い方が分からなければスタッフに聞きましょう。
パーソナルトレーニングのオプションもあるジムでは、パーソナルを受けずに無料で質問しまくるのは良くありません。
ですがガタイの良い大学生のスタッフなどは気兼ねなく教えてくれることもあるので、忙しそうでなければ聞いてみるのもおすすめです。
パーソナルジムに通う
「知識0だけど、最短で身体を変えたい」という人はいっそのこと、パーソナルジムに通うのも1つの手段です。
1人でトレーニングの仕方も分からず、時間を無駄にするなら費用をかけてでもボディメイクに成功した経験をもつ方が重要です。
パーソナルジムに通うことで、自分に合った食事や各メニューのやり方など細かいボディメイクの知識まで得られます。
大手でなければ、ある程度コスパの良いパーソナルジムも増えてきているので、気になったところは無料体験に行ってみるのがおすすめです。
パーソナルジムの選び方まとめ|おすすめのジムの紹介!マナーを守り楽しく鍛えよう
今回はジムで嫌われるマナーや、正しいマナーについて解説してきました。
ジムは互いに配慮し合って、気持ち良く鍛える場所であり、その配慮がないと知らぬ間に周囲のトレーニーをイライラさせてしまうものです。
今回の記事を参考にジムで守るべきマナーを実践し、楽しく利用しましょう。