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オーバーワークとは、トレーニングを過度に行って、筋肉や身体にまで影響を与えることをいいます。
この記事では、オーバーワークの原因や見極め方、さらにオーバーワークになりづらくするための予防策について紹介します。
適度なトレーニングと休息を心がけることで、オーバーワークを回避しながら、美しい身体を目指しましょう。
目次
オーバーワークって何?
オーバーワークとは、身体に負荷をかけすぎて疲労が蓄積しやすくなり、その後、回復期間を設けずに過度なトレーニングを繰り返す状態のことです。
通常、筋トレによって身体を鍛えるためには、一定の負荷をかけて筋肉を刺激した後、十分な休息時間を与えなければなりません。
しかし、過度なトレーニングを行うことにより、オーバーワークになってしまうと、筋力が低下しやすくなるなどの状態に陥ります。
こういった状態が続く場合は、注意しなければなりません。
オーバーワークは嘘?
ボディビルダーの中には、1回のトレーニングで3時間以上トレーニングを行っている方もいらっしゃいます。
そのため、オーバーワークは嘘だという見方もあることは事実です。
しかし、ボディビルダーが長時間のトレーニングを行えるのは、一般的なトレーニング方法とは異なる専門的なトレーニングプログラムに基づいているからです。
十分な栄養や休息をとり、トレーニングプログラムを守ることで、オーバーワークを回避しているものと考えられるでしょう。
そのため、一般の方は無理して過度なトレーニングは行わない方が良いでしょう。
オーバーワークになる原因は?
オーバーワークになってしまう原因は何があるのでしょうか。
以下の3つが考えられます。
- 同じ部位のみを鍛える
- 筋肉に負荷を与え過ぎている
- 筋肉痛が和らぐ前に筋トレしてしまう
同じ部位のみを鍛える
筋トレのオーバーワークの原因の一つに、同じ部位のみを鍛えることが挙げられます。
特定の筋肉を鍛えるためには、その筋肉に負荷をかけるトレーニングが必要ですが、同じ部位に連続して負荷をかけ続けるのは良くありません。
例えば、ベンチプレスなどの上半身のトレーニングを行った後、その後も続けて同じ部位を鍛えるとオーバーワークになります。
同じ部位ばかりを鍛えるのではなく、バランス良く鍛えましょう。
筋肉に負荷を与え過ぎている
筋肉に適度な負荷をかけることで、筋肉は刺激を受けて成長しやすくなります。
しかし、筋肉に過度な負荷をかけ続けてしまうと、オーバーワークを引き起こしてしまうでしょう。
急激に負荷を増やしたり、トレーニングの時間を長くしたりせず、無理のない範囲で行いましょう。
筋肉痛が和らぐ前に筋トレしてしまう
筋肉痛は、筋トレによって筋繊維が微細なダメージを受け、筋肉が修復・回復する過程で生じます。
筋肉痛が和らぐ前に再度、トレーニングをすると筋肉が十分に回復しづらくなってしまうでしょう。
オーバーワークの見極め方
実際に、オーバーワークかを見極めるには非常に判断が難しいです。
しかし、オーバーワークになっているかどうかを見極める目安となるサインがあります。
それでは、以下の4つのサインについて詳しくみていきましょう。
- 筋力が低下しやすくなる
- 筋肉痛が長引きやすくなる
- 体重が減少しやすくなる
- パンプアップが起きにくい
筋力が低下しやすくなる
通常、筋トレを継続して行うことで、筋力は徐々に向上しやすくなるはずです。
しかし、オーバーワークになると、筋力が低下しやすくなります。
これは、筋肉が適切に回復できず、筋繊維にダメージが蓄積していることが原因です。
筋肉痛が長引きやすくなる
筋肉痛は、筋トレによる筋繊維の微細なダメージが原因で、通常は数日程度で自然に和らいできます。
しかし、オーバーワークになってしまうと、筋肉痛が長引きやすくなるでしょう。
筋肉痛が長引いた場合は、十分な休息を取りましょう。
体重が減少しやすくなる
筋トレを継続的に行っている場合、筋肉量が増加しやすくなることが一般的です。
しかし、オーバーワークになってしまうと、体重が減少しやすくなります。
このような状態が続くと、筋肉の成長が阻害されてしまう恐れがあるでしょう。
パンプアップが起きにくい
パンプアップとは、筋トレ中に筋肉が膨らんで硬くなる感覚のことで、筋細胞が膨張することによって起こりやすくなります。
しかし、オーバーワークの状態では、パンプアップが起きにくくなるため、十分な休養を取りましょう。
オーバーワークからの回復方法
オーバーワークになってしまったら、どうすれば良いのでしょうか。
オーバーワークから回復するためには、まず十分な休息が必要です。
睡眠時間を十分にとって、バランスの取れた食事を摂取しましょう。
ビタミンやミネラル、タンパク質が豊富な食べ物を摂取し、カフェインやアルコールの摂取量を減らしましょう。
オーバーワークになりづらくするための予防策
オーバーワークになりづらくするためには、何をすれば良いのでしょうか。
以下の3つのポイントを詳しくみていきましょう。
- 休息日を設定する
- 十分な睡眠をとって筋肉を回復しやすくする
- バランス良く鍛える
休息日を設定する
完全な休息日を設定することで、オーバーワークになりづらくすることができます。
毎日、トレーニングを行っていると、疲労が蓄積しやすくなるため、休息日を設定しましょう。
十分な睡眠をとって筋肉を回復しやすくする
睡眠は、筋肉を回復しやすくするため大切です。
一般的には、成人で7〜9時間の睡眠が推奨されています。
日頃から十分な睡眠時間を確保しましょう。
バランス良く鍛えること
オーバーワークになりづらくするために、全身をバランス良く鍛えるのが良いでしょう。
全身の筋肉をバランス良く鍛えることで、疲労を蓄積しにくくしてくれます。
同じ部位を毎日連続で鍛えてしまうとオーバーワークになってしまうため、脚を鍛えたら次の日は背中などと部位を変えるのが良いでしょう。
オーバーワークに気を付けて筋トレ!
今回は、オーバーワークの説明や原因、見極め方、予防策について紹介しました。
筋肉を早くつけたいからといってトレーニングのやりすぎは禁物です。
適度な休息を取り入れ、全身をバランス良く鍛えることで、より充実した毎日を送りましょう。